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著者: Jim Wagner オリジナル版を読む プリンター用 記事を転送
▼2005年10月7日 13:00付の記事 ■海外internet.com発の記事 Microsoft (NASDAQ:MSFT) は6日、セキュリティ保護サービスの強化を発表した。新たに2製品をリリースし、同社のセキュリティ保護戦略をさらに前進させるという。 同社 CEO (最高経営責任者) Steve Ballmer 氏と、セキュリティ技術部門担当副社長 Mike Nash 氏が行なった発表によると、同社は現在、パートナーシップ強化と製品拡充の2方向からセキュリティ保護戦略を進めているという。 Ballmer 氏は、声明で次のように述べた。「当社は、セキュリティに大いに力を入れている。なぜなら、顧客が自分たちのコンピューティング体験に安心感を持てるようになり、そして今日の相互接続世界の素晴らしさを実感できることが、われわれの願いだからだ」 「悪質なソフトウェアやウイルス、フィッシングをはじめとするインターネット詐欺などの攻撃が猛威をふるい続けている。そうした状況において、より安全なコンピューティング環境をつくるには、長期間にわたる協調的な努力が必要であり、ハイテク企業はもとより、顧客、政府機関すべてが協力していかなければならない」 こうした戦略は、Microsoft 会長兼チーフソフトウェアアーキテクトの Bill Gates 氏が今年2月、情報セキュリティ会議『RSA Conference』で、同社のセキュリティ対策に関して行なった説明に沿ったものだ。同会議の席上で Gates 氏は、「セキュリティは、現在わが社が取り組んでいる最重要項目だ」と述べていた。 Microsoft は、主力製品『Windows』をはじめ、様々な自社ソフトウェアについて、長年にわたり多数の脆弱性に悩まされてきた経緯をもち、2001年には「Trustworthy Computing」(信頼できるコンピューティング) 構想を打ち出して以来、セキュリティ強化の取り組みを続けている。 2方面セキュリティ戦略の1つとして、今回 Microsoft は、2種類のセキュリティ製品を発表した。その1つが、メッセージ処理およびコラボレーションサーバー用アンチスパム/アンチウイルス製品『Microsoft Antigen』だ。同製品は、6月に買収手続きを終えた Sybari Software の技術をベースにしている。 Antigen は、独自のウイルススキャンエンジンを搭載し、2006年前半より『Microsoft Exchange』ユーザー向けにベータ提供が始まる予定だ。 製品展開の2つめは、『Microsoft Client Protection』(MCP) だ。同製品は、システムの管理/報告機能を統合した、企業向けのオールインワン型セキュリティ ソリューションで、年内にベータ版を提供するという。MCP は統合管理コンソールを備え、重要性によって分類した報告および警告に基づき、危機的な問題にリソースを集中させることができる。 2方面セキュリティ戦略のもう一方、すなわちパートナーシップの強化だが、Microsoft は『SecureIT Alliance』の設立を発表した。SecureIT Alliance は、セキュリティ業界のパートナー企業が参加する組織で、Microsoft プラットフォーム用のセキュリティ ソリューション開発について、協力体制をとる。
by security2005
| 2005-10-07 18:24
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